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続 アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所の今 / 2018夏休みポーランド クラクフ旅行

  • 執筆者の写真: eye
    eye
  • 2018年10月28日
  • 読了時間: 3分

(前記事の続きです☺︎)

この建物の通路には、当時の収容者の写真が飾られています


髪の毛を短く切られた女性達

状況とは裏腹に 微笑んでいる方もいるのですが

顔の血色や表情が良くないと 健康状態が悪いと判断されて

即 殺されてしまうらしい

指に傷をつけて、流れ出た血をチークがわりにし、顔の血色をよく見せていたのを

シンドラーのリストで観ましたが

あの映画は 当時の様子がかなりリアルに再現されているそうです

この部屋は ユダヤ人が最初の数週間 収容される部屋



他に マットレスが敷かれている部屋や ベッドも



トイレは1日の使用回数が決められていた上、

20秒で用を足さなければいけなかったそう

便器タイプ以外に 丸い穴が空いただけのトイレもありました




見学が辛くなって

建物の中に入るのをやめる方も. . .

私も どんどん足が進まなくなっていきました





コンクリートブロックが積まれた壁

ここの前でたくさんの収容者が射殺されました

映画に出てきた 残虐なシーンが思い出されます

あのようなことが現実にあった場所. . .


明らかに 他の建物とは違う造りの建物



全裸でギュウギュウに詰め込まれたらしいこの部屋は

まるでシャワー室のように見せていたらしいのですが

実際は ガス室 とのこと

天井に開けられた四角い窓は 殺虫剤チクロンBを入れる為の注入窓

この部屋で、たくさんの方が亡くなられました. . .



死体は 同じ建物内にある焼却炉へ

実際に使われていたものです


第一収容所見学の最後は、

終戦後 アウシュビッツ強制収容所の初代所長 ヘスに

縛首刑が行われた場所へ

ヘスは 自分の子供に残した手紙に

うんと勉強しなさい、そして誰かに指示されても自分で判断がつくようにしなさい

私のように なんでも聞いていたのでは正しい道を誤るから

と書き綴っていたそうです



第一収容所から第二収容所へは 駐車場から出ている無料のバスで移動

続けて見学したい人だけが行き 脱落者も出ました



当時 使われていた 第二収容所(ビルケナウ) 行きの 列車の線路を辿りながら

東京ドーム37個分と言われる敷地を見学していきます


座れないほどに人を詰め込み運んでいた 当時の列車

すごく暑く 喉の渇きや飢えで

列車内でも たくさんの方が亡くなったそうです


キッパを被った若い子達

ユダヤ人もドイツ人も見学しているので 変な緊張感がありました. . .

知れば知るほど 私が見ているドイツ人の国民性と ナチスドイツがやって来た事が一致せず

何で どうして と理解に苦しむ




大量虐殺の証拠を隠滅する為

終戦後 破壊されたガス室



国をあげて戦争犯罪を行なったドイツ. . .

戦争ってここまで人間を狂わせてしまうんだろうか

でも自分の財産も命も省みず ユダヤ人を助けた

シンドラーのようなドイツ人がいたことも事実

戦犯者であるヘスが 子供に送った手紙の言葉が

強く心に残っています


 
 

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